配色バランスの考え方

2020年2月25日(火)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.125〜


配色を考える際は、使用目的にあった
統一と変化のバランス」を調整します。

配色の方向性には、
統一の調和と変化の調和の2つがあり、

統一の調和は、
同系の調和(同一・隣接・類似色相、同一・類似トーン)による配色

変化の調和は、
対照系の調和(対照・補色色相、対照トーン)による配色
を使用します。


「統一と変化のバランス」
とは、とても大事なキーワードで、
配色のテクニックでもよく使います。

一般的には、
色相をまとめたら、トーンを離す
トーンをまとめたら、色相を離す

・・・とすると、
統一と変化のバランスが取れる
と言われています。

人間、
統一感がありすぎても、つまらなく感じてすぐ飽きられるし、
バラバラしすぎても気持ち悪くて落ち着かないものです。

この良いところだけを取り持つようにしたのが、
この統一と変化のバランスの考え方です。

世の中にはありとあらゆる配色調和論というものが存在しますが、
一言でまとめると、
「統一と変化のバランス」が取れている配色は調和している
と見なされやすい。
・・・これに尽きると思います。

どのような配色が「統一」あるいは「変化」なのか、
という視点を持つように心がけましょう。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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