プルキンエ現象、プルキンエシフト、薄明視

2020年3月22日(日)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.151〜

昨日に引き続き、目の感度についてご紹介します。

錐体と杆体では波長に対する感度が異なるため、
明るい場所と暗い場所では色の見え方が異なります。

この色の見え方の違いを、
発見した科学者の名前を取り、
プルキンエ現象といいます。

また、明るい場所から暗い場所へと移動すると、
明所視から暗所視へと移行しますが、
これをプルキンエシフトといいます。

さらに、明所視と暗所視の中間の状態で、
錐体も杆体も両方はたらいている状態のことを
薄明視といいます。

明るいところと暗いところでは
目の感度が異なるため、
明るく見える場所(色)が異なります。

明るい環境で目立たせたいのか
暗い環境で目立たせたいのか
それによっても使う色使いって変わってくるのです。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事