納戸鼠(なんどねず)〜美しき色名の世界vol.173

2019年7月9日(火)19:30

今日も肌寒い1日でしたね。

グレイッシュ曇りの日は、
やはりグレイトーンの色彩が映えます

・・・ということで、昨日、
錆納戸(さびなんど)についてご紹介しましたが、

今日はその色をさらに鈍くしたような
こちらの日本の伝統色をご紹介します。

納戸鼠(なんどねず)DIC-N867   暗い灰青緑

錆納戸よりさらにくすんで、
わずかに納戸がかった鼠色を言います。
藍色、納戸色錆納戸、納戸鼠の順に
彩度が低い色になります。

藍色系統である納戸色
わずかなトーンの違いを言い分けるなどするくらい

日本にはとっても馴染みの深い
伝統色になります。

ハレとケ極菜色と濁色
どちらの色の世界も日本にはありますが、
微妙なグレイッシュトーンを見極める力
地味さを粋とする力
もともと備わっているような気がします。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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