韓紅花(からくれない)唐紅花(からくれない)〜美しき色名の世界vol.53

2019年3月10日(日)19:30

今日は、娘の習い事の付き添いの後、
ミセスコンテストに出られる方のドレス選びの下見に
娘と行って来ました。

そのお客様のことをイメージしながら・・・

1着は白のドレスと決めているのですが、
もう1着は、その方のパーソナルカラーでもあり、
バースカラーでもある、あざやかな赤で行こうかと!

今日はそれにちなんだ日本の伝統色のご紹介をします。

韓紅花(からくれない)あざやかな赤

中国江南の地域を日本では(くれ)と呼びました。
その(くれ)の地から渡来した染料という意味で
紅花の赤を「呉藍」(くれない)と呼んでいました。
舶来の色というよりは、むしろ赤い色を強調する意味
」の字があてられたようです。
平安時代から使われるようになた伝統的な色名です。

唐紅花(からくれない)あざやかな赤

延喜式に準拠して染めると、完全な紅の色素だけの色になります。
紅花に含まれる黄色色素除去するため、
一旦、に染めつけたものをアルカリで再度抽出して、
改めてに染めなおすという、
二度の手間を踏んだ染め色です。
紅染め高価なもので、高貴な色とされました。

燃えるような赤いドレス。
パーソナルカラー外面からだけではなく
バースカラー内面からも色のエネルギーの力を借りて、
印象存在感もアップ!

ぜひ栄冠を勝ち取って頂きたいものです。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

※写真はイメージです。

  
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