支子色(くちなしいろ)〜美しき色名の世界vol.13

2019年1月17日(木)19:30

今日は、娘の習い事関連の送り迎え3本・・・
週に2回くらいはこんな日もあります。

ちなみに娘のバースカラー黄色だらけ。

バースカラー合計6色

バースカラー
アンチエイジングカラー
ラブカラー
リラックスカラー
マネーカラー
バイオリズムカラー

のなかの、マネーカラーターコイズ系である以外は
全て黄色〜赤みの黄色系です。

バースカラーを取得する前から
いろはちゃんの色は黄色」と自分で言い切っていたのには今だに不思議です。
・・・ですが、ここまで黄色ばっかりとは(苦笑)

今日は、娘のラブカラーでもある
支子色(くちなしいろ)について。

支子色(くちなしいろ)

クチナシの実で染めた、少し「赤みのある黄色」のことです。
クチナシの花は白くて香りが強いが、
その実から採る色素は黄色で、
これで染めた色のことを支子色と言います。

別名「黄支子(きくちなし)」とも言われ、
クチナシだから「言わぬ色」とも言われました。

クチナシで染めた黄色紅花の赤をわずかに重ね染めした色を「支子色
クチナシのみで染めた色を「黄支子」と呼んで区別されたそうです。

延喜式(えんぎしき)』に記述がある他、
古今和歌集』などにもその名が詠まれています。

別に「子色」とも表記し、
色合いの赤みの濃淡にはやや幅があります。

クチナシは奈良時代より
黄丹(おうに)』を染める際の下染めに使われていましたが
支子」の名はありませんでした。
がみられるようになるのは平安時代から、と言われています。

とっても古くからの歴史がある色なんですね。

COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵

  
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