オリーブ色、オリーブグリーン、オリーブドラブ〜美しき色名の世界vol.157

2019年6月23日(日)19:30

今日は、徒歩で行けるほどの近所に住む友達が
初めて我が家に遊びに来てくれました。

彼女との出会いは、つい先日、
COCOLORの地元武蔵小杉毎週木曜日の朝にやっている
経営者モーニングセミナー

ご近所に住んでいても
何かの接点がないとなかなか知り合いになれないところ、
こういう繋がりが持てたことをとても嬉しく思い、
あっという間のティータイム3時間でした。

先日、会った時にとても印象的に残っていた理由の一つに
彼女の日焼けした肌にとっても似合っていたブラウスの色
それは日本の伝統色で言うと・・・

オリーブ色(おりーぶ)暗い緑みの黄 DIC-N816

オリーブの実の色からきた色名です。
色相の「」の暗い系統は、黄色のイメージからは遠く
緑みがかった茶系統のイメージですが、
この系統をオリーブと総称します。

他にも同じ系統でこのような色があります。

オリーブグリーン(おりーぶ緑:みどり)暗い黄緑 DIC-N820

オリーブの葉の色から来た色名で、
オリーブと言えば実の色から、
オリーブグリーンと言えば葉の色からきたものです。
日本にはオリーブの樹が少なく、あまり馴染みがありませんが、
西欧では一般的に慣用されている色名です。

オリーブドラブ(おりーぶ鼠:ねずみ)暗い灰黄 DIC-N824

自衛隊の制服や兵器の色に使用されているOD色
このオリーブドラブ(Olive Drab)の略で、
灰みのオリーブ系の色です。

同じ色でもオリーブの実の色と葉の色を呼び分けるくらい、
西洋では馴染みの深い色なのですね。

最近では日本でもかなり馴染みの深い色になり、
実際に日本の伝統色の中にもラインナップされています。

色名から感じる文化の香りです。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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