膨張して見える色、収縮して見える色〜色の膨張収縮感

2020年1月12日(日)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.83〜

今日は、色の心理的効果についてシリーズ第3弾!
色の膨張収縮感について。

色の膨張収縮感 ← 明度による影響

色にはものを実際の大きさよりも大きく感じさせたり、
小さく感じせたりする効果があります。

ものを大きく感じさせる色を膨張色
小さく感じさせる色を収縮色といいます。

色のサイズ感は明度と深く関係し、
高明度の色は大きく
低明度の色は小さく見えます。

また、
暖色系の色は寒色系の色よりも
多少膨張して見えます。

囲碁の碁石は、並んだときに同じ大きさに見えるよう、
あらかじめ規格が決められていて
膨張する白を小さめに、薄めに
収縮する黒を大きめに、厚めになっています。

規格
白石直径21.9ミリ(7分2厘)
黒石直径22.2ミリ(7 分3厘)
黒石は白石に比べて約0.6ミリほど厚い

また、フランス国旗の三色旗
等面積に見えるように
三色の面積比率はケースバイケースで
微妙に変えられています。

・・・このトリビア、ご存知でしたでしょうか?

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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