色相差に着目した配色方法

2020年2月6日(木)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.107〜

今日、ご紹介する配色技法は、
色相の差に着目した配色方法です。

色相差に着目した配色方法

配色の「調和感」を決める手がかりのひとつに
色相差があります。

色相を手がかりにする場合、
色相差はPCCSの色相番号の差、または
色相環上の角度で考えます。

色相差は同一の0(0 度)から、
色相環上の対向位置が最大で12(180 度)

1 色相差の角度は15度(360 度の1/24)となっています。

なお、高彩度になるほど色相の印象が強くなるため、
色相配色の効果が高くなり、
色相のイメージが全面に出た配色になります。

 

配色調和の究極は
統一と変化のバランス 
と言われています。

同一
隣接
類似

あたりまでが統一感のある配色とみなされ、

対照
補色

あたりが変化のある配色とみなされます。

いい悪いではなく
目的と用途に応じて的確に使い分けることが大切です。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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