色は質感を伴う〜物体表面の質感が異なって見える正反射と拡散反射

2020年1月27日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.98〜

今日は、色の見え方に多大な影響を与える、
物体の表面についてご紹介します。

反射には
正反射(鏡面反射)拡散反射の2 種類があります。

光が当たった物体の表面の状態によって
反射の仕方が異なり
物体の表面の見え方が変わってきます。

正反射と拡散反射


正反射
とは、
入ってくる光と反射する光の角度が等しく
一定の方向に反射する状態のこと。
鏡のような滑らかな面で反射するため、
物体の表面光沢やツヤのある質感として見えます。

これに対して拡散反射とは、
入ってくる光と反射する光の角度がバラバラで、
あらゆる方向に散らばって反射する状態のこと。

ざらつきや凹凸のある面で反射するため、
物体の表面は光沢やツヤのないマットな質感として見えます。

「色は質感を伴う」

という言葉があります。

物体表面の質感によって
色の印象もだいぶ変わります。

光のプロフィールも大事、
物体のプロフィールも大事、
眼の状態も大事、

全ての条件が大事な色の見えです。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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