「似合う」を分析するのに欠かせない「CTFマップ」とは?

2018年12月6日(木)7:30
〜都外川先生のスタイリングレッスンvol.28

CTFマップ」とは、
デザインの三要素という原理原則である「色+質感+形」である
Color」「Texture」「Form」を表すものです。

言ってみれば、いわば、単なるイメージ分析から
今一歩具体化させた、感性スケールです。

デザインの三要素原理原則で、
ある意味永久不滅ですから、
業種&業界&国境&時代を超えて使えるスケールだと思っています。

©️COCOLOR(ココカラー)

今日は「似合う」を分析するのに欠かせない
そのスケールの一部をご紹介します。

色は「色相+明度+彩度」という、明確な
色の三属性で分析&分類することができました。
それを質感にも応用させて「たて&よこ&ななめ」の
三つの軸で分析&分類しようと考えたのが基礎になっています。

【色相】
 例)イエローベース温かみのある色は、目が荒め動的天然繊維をイメージさせる
 例)ブルーベースクールな色は、目が細かい静的化学繊維をイメージさせる

【明度】
 例)明るい色は、薄く軽い素材をイメージさせる
 例)くらい色は、厚く重たい素材をイメージさせる

【彩度】
 例)鮮やかビビッドな色は、ハリ&ツヤ&光沢のある強い素材をイメージさせる
 例)穏やかグレイッシュな色は、ソフト&マット&無光沢優しい素材をイメージさせる

というように、スケールを整えました。
※イメージスケールを整えただけであって、
 分析結果が全て同じところに収まるというものではありません。

これは、シンプル明快で、考え方や流派の違いを超えた
永久不滅のテクニックとして使えるスケールです。

何よりも、お客様がこれ以上、迷うことなく、翻弄されることなく
自分の立ち位置個性を把握できるようにするためのものです。

続きはまた明日。

COCOLOR(ココカラー )代表 都外川八恵

  
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