「同一色相配色」こそ形や素材に目がいく

2019年2月2日(土)7:30
〜都外川先生のスタイリングレッスンvo.58

昨日は新幹線ではるばるお越しくださったお客様の
スタイリングレッスンの日でした。

そのお客様は、
黒の靴やバックを持ち、黒のコートをお召しになってました。
そのお客様は本当に黒が着こなせる方で本当によくお似合いでした。

実は、黒って意外と着る人を選ぶ、ってご存知でしたか?

着る人によっては、喪服っぽくさみしく見えてしまいますし、
着る人によっては、黒服っぽく嫌らしく見えてしまいますし、
着る人によっては、黒に着られて自分の印象が消えてしまいます

でも黒を着こなせる方は、クールビューティにカッコよくキマります。

ただ、黒は、人間にとって生きていく上で必要な
全てシャットアウトしてしまいますので、
もっとも老けさせる色でもありますし、
コミュニケーションもシャットアウトしてしまいますので、
新しい出会いや、いい出会いにはあまり向かない色です。
(そこのところだけ注意♬)

また、黒を代表とする、同じ色みを集めた同一色相配色こそ、
色が違わない分、
素材織り柄の違いに目が行きます。
そこで自分らしい個性を出せるとさらにいいですよね!

画像は、私も大好きなMILLEPORTEさんからお借りしました。

ほとんど黒に近い、濃紺ワンピース

異素材の組み合わせや、その切り返し部分に目が行き、
色が見慣れている分、形のデザインに目が行きます。

直線曲線が程よくミックスし、
タイトボリューミーが程よくミックスし、
クールさ甘さも程よくミックス。

ウエスト太めのリボン
きちんとウエストマークし、

アシンメトリーな裾のデザインが、
下半身をさりげなくカモフラージュし、
着やせ効果も高いデザインです。

まさに、本日お越しくださったお客様にお似合いになりそうな、
色、質感、織り柄、形」のワンピースなのでした!

〜昨日のお客様をイメージして選んだワンピース〜

COCOLOR(ココカラー)都外川八恵

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事