黒紫(くろむらさき)〜美しき色名の世界vol.87

2019年4月14日(日)19:30

昨日の、灰紫(はいむらさき)、減紫(けしむらさき)
に続いて今日ものお話。

昨夜宿泊した旅館のHPイメージがその色だったのですが、
大きな門構えの横には、
これまた大きな大きなタヌキの銅像のお出迎えが。

それが、今日ご紹介するような日本の伝統色だったんです。

黒紫(くろむらさき)DIC-N933

紫根(しこん)で染めた紫は、
重ねぞめを幾度か行っていると
黒みを帯びて深紫(ふかむらさき)となります。
これを黒紫(くろむらさき)とも言いました。

紫も、漢字一文字で、こんなにもイメージ異なったり広がったりするんですね。

多くを語らずとも、多くの方に伝わるメッセージを伝えられる人になりたいものです。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

※写真はあくまでイメージです。

  
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