真朱(しんしゅ)〜美しき色名の世界vol. 227

2019年9月1日(日)19:30

今日から早いもので9月。
夜は地元町内会の婦人部の会合(会議)でした。
色々とお役、大変です(苦笑)

今度、婦人部のイベントでアロマの講習会をやります。
お気に入りのアロマを使って口紅を作ります。
アロマの先生とタイアップして、
私のほうでは「似合う口紅のアドバイス」をさせて頂きます。

今日はこちらの日本の伝統色をご紹介したいと思います。

真朱(しんしゅ)DIC-N971  黄みの赤

今日いう朱色水銀を原料とする人造の銀朱であるに対し、
天然に産する朱砂真朱として区別しました。
銀朱よりくすんだやや紫みの色です。

真朱と聞いた時は、
ど真ん中の鮮やかな朱色をイメージしていましたが、
実際は、天然に産する朱砂ということで、
くすんだ色になります。

一概に言えるのは、天然のものは、人工のものと違って
それほど鮮やかな色は出ないということです。

だから天然の色素鮮やかに染めるには
回数といった手間がかかるので、
人工的なものがなかった昔は
濃い色ほど高貴な色とされたのですね。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事