深川鼠(ふかがわねず)〜美しき色名の世界vol.68

2019年3月25日(月)19:30

今日は、仕事の関係で珍しく埼玉は浦和方面へ。
ほとんどグレーは着ないのですが、
久しぶりにグレーのジャケットを着ました。

と言っても、かなり明るく
生地感的にはツヤのあるグレー
ポイントに引き締めのブラックボタン
本切羽の手元は、裏生地が太めグレーのストライプ

たまにジャケットを着ると
やっぱり引き締まりますね。

今日はそれに似た、日本の伝統色をご紹介。

深川鼠(ふかがわねず)DIC-N949

水色がかった明るいグレイ
深川の名前は、江戸深川木場粋(イキ)好みを形容しています。
英名ではスカイグレイ(sky gray)がこれに当たります。

四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)=48種類の茶色100種類の鼠色
という言葉がありますが(実際はそれ以上の数だったと言われています)
日本人は、茶色鼠色などの庶民が着るベーシックな色でさえ、
その微妙な色の違いやニュアンス身近な生活の中で楽しんでいた

という歴史があります。

ベーシックな色ほど、素材感の違いによるイメージの変化も楽しめますので、
定番色ほど、自分らしく個性的に楽しみたいものですね。

経営者を色で強運体質にする
ロジカルスタイリング&カラーブランディングコンサルタント
COCOLOR代表
都外川八恵

※写真はあくまでイメージです。

  
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