「色」の語源とは?

2018年10月19日(金)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.2

昨日は、色の漢字の成り立ちについてでした。
今日は、色の語源について、です。

これは、昨日のレッスンをご覧いただければ、想像できるのですが、

色の語源は、実は

「血のつながり」

を表します。

もともとは、
を意味する「いろせ
を意味する「いろね

などの「いろ」であったそうなのですが、

のちに「男女の交遊」や「女性の美しさ」を称える言葉となり、
さらに「美しいもの」の一般的名称となり、
その美しさが「色鮮やかさ」となって、
色彩」そのものを表すようになった、そうです。

私がなぜ、色の「仕事」を「使命」と感じ、「志事」と思うのか・・・
遡ると、やはり両親との関係性色濃く出ています。

父親は「白と黒しかない」というような典型九州男児。
頑固オヤジ変わり者が加わった、まあ、個性的な人です。
俺が白と言えば白だし、黒と言えば黒、そこに理由もなければ、説明するまでもない、
という感じでしたし、言葉が出る前に手が出るような人でした。
白から黒へ切り替わるタイミング(やその逆)も読めないような感じ(苦笑)

私は、社会に出てから

白と黒の間に無限の色が広がっている

のを知ることになるのですが、
それまでは、ある意味本当に遅咲きの、社会知らずの小娘でした。

母親は「綺麗なものを綺麗と思える、そのあなたの心が美しい」というような人です。
小さい頃から、似合うとか似合わないとか、言われながら、
手作りで洋服なども作ってくれたような人。
感性があり、何か一本道を極める、そんな強さもある人です。
「ねばならない」がどこか強く、やはり白黒はっきりさせるようなところもありました。

私はそんな、世の中は正しいか正しくないか=「白と黒しかない」や
「ねばならない」の「ワク」に勝手にはまって、
頭で考えすぎて、自分をどう表現したら良いか分からず
ぐちゃぐちゃになっていた小娘時代もありました。

過去は、辛いと思ったこともあり、両親に反発もしました。
自分は一体何者で、何のために生まれ、何ができるのか
だいぶ模索した時期もありました。

でも、この両親の元に生まれ、育ててもらい、
悩み苦しみ、やっと「自分らしさ」を見つけることができたからこそ、
今ではこの「色」「スタイリング」志事をしているのではと思います。

本当にこの志事が大好きで、大好きで、たまりません。
だから幸せです。
「血のつながり」がある両親のおかげですね(笑)

♫縦の糸はあなた〜横の糸は私〜♫

だからこの志事で、世の中を明るくし、これからもお客様を幸せにしていきます!

COCOLOR(ココカラー)代表 都外川八恵

  
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