周りの色から推測して色を知覚する色彩恒常

2020年3月23日(月)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.152〜

昨日に引き続き、目の感度についてご紹介します。

赤い夕日に染まった部屋の白い壁は赤く見えるはずですが、
白い壁は、やはり白いと感じます。

これは、記憶されている物(白い壁)に対して、
周囲の色み(夕日の赤)から脳が推測して
色の見えの補正作用を起こすためで、
このように照明光の影響を受けることなく、
物の色がいつもと変わらずに知覚されることを
色の恒常性色彩恒常といいます。

人間の目の機能や特徴や性質を知ることで、
カラーコーディネートについての奥深さに
触れることができます。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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