光の経路と色の見え方

2020年1月25日(土)19:30
〜都外川先生の色彩学レッスンvol.96〜

今日は、光の経路による色の見え方をご紹介したいと思います。


光の経路

物体に当たった光は、
① 物体の表面で反射するか、
② 物体の内部を透過するか
③ あるいは物体の内部に吸収されるか、

3つのいずれかの経路をたどります。

それぞれの経路によって、
私たちの眼に届く光が変わるため、
物体の色の見え方が変わってくるのです。

光を通さない物体(反射物体)では、
光は反射するか吸収されます。

白く見える物体はほぼすべての波長の光を反射するため白く見え、
黒く見える物体はほぼすべて波長の光を吸収するため黒く見えます。

物体に当たった光(可視光)のうち、
どの波長の光をどれだけ反射吸収するかによって、
物体の色は決まっているのです。
 
光を通す物体(透過物体)でも同様に、
どの波長の光をどれだけ透過吸収するかで、
物体の色が決まります。

色のことを知るためには、
色の正体である光のことを知る必要があります。

原理原則です。
繋がります。

by
経営者を35億通りの色で強運体質にする
色に恋して船で旅する
ロジカルカラーブランディングスタイリスト
COCOLOR代表
都外川八恵

  
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